2013年12月27日金曜日

“復興の輪”



 今年もいよいよ本日で御用納めとなりました。
 この一年間、浦安の再生と創生に向けた取組みを中心に、本当に様々な出来事がありました。しかし、市民の皆様をはじめ多くの方々のご支援とご協力によりこの一年を無事に過ごすことができました。心から御礼申し上げます。

 さて、先日発表された「今年の漢字」は「輪」でした。
夏季オリンピック・パラリンピックの東京開催決定、プロ野球チームの日本シリーズ初制覇で東北地方に歓喜の輪が作られたことなどが理由とのことでした。
 振り返りますと、私たちの浦安におきましても「輪」が今年一年を象徴する漢字であったように感じます。
 本格復興に向けて住民の輪が大きく広がったのをはじめ、納涼盆踊り大会では過去最大と言えるほど踊りの輪が幾重にも広がりました。また、設立50周年を記念して募集された自治会連合会の新たな標語が手から手へ つなごう自治の輪 絆の輪に決定するなど、やはり「輪」がキーワードとなりました。

 来年も市民の皆様と力を合わせて「復興の輪」を強く大きく広げていきます。引続きご支援とご協力をお願いします。

 それでは皆様よいお年をお迎えください。




2013年12月10日火曜日

“学生諸君に心からのエールを”

 
 本日は、母校明治大学の政治経済学部応用総合講座で「浦安市から考える新しい地方自治について」をテーマに講義をしてきました。
 スウェーデンの地方自治体と国の役割分担を例に、「基礎自治体が国を支え、そして国を変える最後の砦である」と現役の学生を前に熱く語ってきました。

 私が明治大学に入学したのは、今から40年以上も前の1970年です。
当時の大学は、安保闘争による学園紛争が真っ盛りで、ロックアウトによる休講を尻目に、朝から晩まで空手、剣道、居合道や杖道など道場通いに明け暮れていました。そして稽古の合間には、酒を酌み交わしながら天下国家を語るという学生生活を送っていました。
 このように学生時代に勉強をしていないという負い目もあり、市長職に就いてから明治大学大学院公共政策ガバナンス科に入学し、公務をこなしながら必死に勉学に励み、平成18年に無事修了した次第です。

 半世紀近くが経過し、すっかり様変わりした母校は、古い歴史を感じさせる地域のシンボルから近代的な高層ビルに変わり、学生たちのファッションも地味で野暮ったいものからカラフルで小奇麗なものへと大きく変わりました。
 最近の大学生は元気がなく無気力だとよく言われますが、私は決してそうは思いません。企業とのコラボレーションによる商品開発や被災地でのボランティア活動など、場面や形態は変わっても幅広く元気に活躍をしています。
 現在は就職難など不運な側面もありますが、どんな困難に直面しても、やり遂げようとする意志さえあれば、その道は必ず開かれます。学生諸君に心からエールを送ります。

2013年11月18日月曜日

“手から手へ つなごう自治の輪 絆の輪”


 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年、人口1万7千人余の浦安には9つの自治会があり、各地域で活動をしていました。そして、その連絡・調整機関として設置された自治会連合会は、半世紀を経た現在、81の自治会、3万8千以上の世帯を抱える一大団体へと成長しました。

 昨日、浦安市自治会連合会50周年記念式典が開催され、新たな標語「手から手へ つなごう自治の輪 絆の輪」の発表や感謝状の贈呈などが行われました。
 本市の自治会・自治会連合会がこのように発展したのも、現在の上野連合会長をはじめとする多くの役員の皆様、そして歴代会長並びに関係者の皆様のご尽力の賜物であると心から敬意を表します。

 スウェーデンには「オムソーリ」という言葉があります。社会サービスを意味しますが、「悲しみの分かち合い」というのが語源で、この考え方が住民一人一人の幸せと社会を支えていると言われています。
 先の震災では、自治会が中心となって住民同士が助け合い、また、被災を免れた自治会は、被災した自治会へ支援の手を差し伸べるなど、地域で痛みを分かち合い、優しさを与え合う光景を目の当たりにしました。改めて浦安の自治会の底力と住民力の高さを実感したところです。

 多種多様な地域ニーズや課題が混在する浦安市において、地域内分権に向けた取り組みは不可欠だと考えています。そして、その担い手は間違いなく自治会と自治会連合会です。今後もこの良きパートナーと一体となって「真に幸せを実感できる豊かなまち」をつくっていきたいと思います。

2013年11月5日火曜日

“市民功労者表彰式”


  
 
 菊花香る今日の良き日に市民功労者表彰式を開催しました。
 表彰された皆様は、地方自治、教育文化、社会福祉、消防、保健衛生そして交通安全の各分野において、多年にわたり職務に精励された9名の皆様で、本市の発展と福祉増進に多大な貢献をされました。

 この式典は、市の表彰の中で最も歴史があり最高の栄誉と位置付けています。昭和41年の挙行以来、今回で48回目を数え、これまで表彰された方々は、442名、19団体に上ります。
 私たちの浦安が今日このように発展したのも、本日表彰を受けられた皆様方をはじめ多くの先人先輩諸氏のたゆまぬ努力の賜です。
 私もモーニングを着用し、身の引き締まる思いでお一人お一人に心を込めて表彰状をお渡ししました。

 アメリカの公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング牧師は「人のために何かをすることで誰もが素晴らしい人になれる」と言っています。本日、皆様方の晴れやかなお顔を拝見し、この言葉が間違いでなかったと確信しました。
 ご自身のお時間と労力を費やし、本市の発展のためご尽力されました皆様方の永年のご労苦に対し、心からの敬意と感謝の意を表したいと思います。



“こどもは遊びの天才”



 プレーパークとは、ブランコや鉄棒などの既成遊具を中心とした従来の公園とは異なり自然に近い状況の中でこどもたちが自由にのびのびと遊べる場所のことです。こどもたちは、想像力を働かせ自分たちで自由に遊びを創造することにより、冒険心を育むとともに自立心や社会性を高めることができます。

 本日は、我が国のプレーパーク発祥の地として知られる世田谷区の羽根木プレーパークをはじめ、同区駒沢はらっぱプレーパーク、川崎市子ども夢パークを視察しました。
 敷地には自然の地形がそのまま生かされ、原っぱが広がり、樹木が生い茂っていました。ここでは秘密基地を思わせる手作りの遊具で自由に遊べるほか、普通の公園ではできない焚火や泥遊び、木登りなどをすることができます。

 浦安市では、児童育成クラブや放課後異年齢児交流事業等こどもたちの居場所づくりに積極的に取り組んできました。
 しかし、こどもたちが自然に近い環境の中で、周囲を気にせず自由にのびのびと遊べるスペースはまだまだ不足しています。今後、こういった先進事例を十分に調査研究し、浦安独自のこども専用の
遊び場を構築したいと考えています。
 最近のこどもは外で遊ばなくなったとよく言われます。元来こどもは「遊びの天才」です。こどもたちの失われかけた創造力あふれる遊びを取り戻すために知恵を絞ってまいります。


2013年10月18日金曜日

“みんなが助け合い支え合うまちづくり”



 介護保険推進全国サミットに参加するため、世界遺産「五箇山合掌造り」で有名な富山県南砺市を訪れました。
 介護保険推進全国サミットとは、全国の自治体、学者や研究者、医療・介護事業関係者等が一堂に会し、介護に関する諸問題について講演や事例発表、討議を行うもので、平成12年から毎年開催されており、今回で14回目となります。

 私は二日目のパネルディスカッションに出演し、浦安市の高齢化と介護の現状と課題について報告するとともに、大森彌
東大名誉教授、熊本市長、遠野市長、南砺市長、厚労省老健局長とともに、都市と地方が抱える問題と行政のリーダーシップ等について熱く議論しました。
 最後まで自分らしく生きるために、市民一人ひとりがどんなことを心がければよいのか、そして市長として何をするべきなのか改めて考えるよい機会になりました。

 浦安市は、今年の6月に高齢化率が14%を超え、これまでの高齢化社会から高齢社会になりました。
 それでも全国的に最も若い市のひとつではありますが、高齢者数の伸び率は全国でトップという統計もあります。

 私は初当選以来、常に「福祉流民を出さない市政」を目指して市政運営に努めてきました。浦安を終の棲家として、いつまでも安心して暮らしていただけるよう介護や福祉、医療、地域の支え合いをさらに充実強化していきます。そして日本全国どの自治体もが浦安市を「うらやま市」と羨むようなまちづくりに全力を尽くします。

2013年10月14日月曜日

“スポーツフェア2013”




 空は深く澄みわたり、スポーツを楽しむには最も良い季節になりました。
 そして本日、幅広い世代の皆様が気軽にスポーツに触れ明るく健康な生活を送ることを目的に、今年で18回目となるスポーツフェアを開催しました。

 会場ではスポーツ体験やチャレンジゲーム、ステージイベントなどが行われ、こどもから大人まで多くの方々が参加され、さわやかな汗を流されていました。
 特に毎回大好評のメインイベント「赤ちゃんダービー」は、今回も大変な盛り上がりでした。何をしているのかわからない小さな赤ちゃんは、スタートできなかったり途中で止まってしまったりで、親御さんたちの声援と怒号(?)が飛び交い、会場内は熱気と興奮に包まれました。

 浦安市では平成22年10月に生涯スポーツ健康都市を宣言しました。
 各種スポーツ大会や主催イベントなどを通じて、多くの市民の皆様が気軽にスポーツを楽しんでいただき、生涯にわたて心身ともに生き生きと明るく健康に暮らしていただきたいと願ってやみません。


2013年9月29日日曜日

“総合防災訓練”

 

 
 さわやかな秋晴れの下、平成25年度総合防災訓練を実施しました。
 浦安市では東日本大震災の教訓を踏まえ、従来の中学校区単位での地域防災訓練を見直し、昨年度から市民参加型の総合防災訓練を行っています。
 これは、会場を展示エリア、体験エリア、訓練エリアの3つのブロックに分け、参加者が直接体験できるブースも複数開設し、総合的に訓練を行うものです。

 本日の訓練には、自衛隊や海上保安庁のほか関係団体など総勢40機関が参加し、大規模災害を想定した陸・海・空における実践的な訓練を行いました。また、本市との防災協定を締結している茨城県下妻市長、愛知県弥富市長や新潟県小千谷市の幹部を来賓としてお招きし、災害時の相互応援について意見交換も行いました。

 本日参加された皆様は、関係機関の訓練に加え、多くの体験型訓練を通じて、震災時に何をすべきか、そして「自助」「共助」「公助」の役割と連携について再度ご確認されたのではないかと思います。

 震災はいつか必ず来ます。震災を避けることはできませんが、被害を最小限に抑えることは十分に可能です。今後も「備えよ常に」を念頭に、震災に強いまちづくりに全力を尽くします。


2013年9月17日火曜日

“終の棲家”

 

 聖隷福祉事業団は、高齢者や障がい者などの福祉施設や病院などを運営する日本最大の社会福祉法人で、本市では特別養護老人ホーム、介護老人保健施設や介護付有料老人ホームなどを運営しています。
 本日は静岡県浜松市の聖隷福祉事業団の本拠地を訪れ、高齢者や障がい者の福祉施設や最先端の医療施設を視察しました。理事長との意見交換や現場の職員の生の声を聴くことにより、保健福祉や医療サービスの提供体制等について見識を深めることができました。

 浦安市は、全国的にも最も若い市のひとつですが、今年6月には高齢化率が14%を超え、今までの高齢化社会から高齢社会となりました。
 そしてこの現状に対応するため、昨年度に3ヶ所の地域密着型小規模特別養護老人ホームを整備し、現在は広域型特別養護老人ホームの整備計画を進めています。また、東京ベイ・浦安市川医療センターの拡充など地域医療・救急医療体制についてもさらなる充実強化を図っています。

 今後も先進的なノウハウを持つ社会福祉法人や民間事業者、団体等と連携協力し、様々な試みのもと、住民の皆様が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、そして、この浦安が皆様の終の棲家となるよう全力で取り組んでいきます。

2013年8月31日土曜日

“歩いて暮らせるまちづくり”


  昨日と本日の二日間にわたり、筑波大学東京キャンパスで開催された「第8回スマートウェルネスシティ首長研究会」に参加しました。

 スマートウェルネスシティとは、今後の少子・高齢社会によって生じる様々な社会課題を克服するため、最新の科学技術や根拠に基づく持続可能な新しい都市モデルの構築を目指すものです。
 この研究会では、危機感を共有する全国30都市の首長が集結し、特に「歩く」ことを基本とする健康づくりを推進し、高齢化・人口減少が進んでも持続可能な先進予防型社会を創るための研究を行っています。

 今回は、コミュニティの活性化や集約化、公共交通網の整備、住宅の住替え支援等について情報提供や討議が行われたほか、ドイツの地方都市における「元気」の秘訣について事例紹介もあり、とても意義深い二日間でした。
 

 浦安は、全国的にも最も若い市のひとつではありますが、今年6月には、高齢化率が14%を超え、高齢化社会から高齢社会へと突入しました。そして今後も高齢者は飛躍的に増加していくと予想されます。
 これからは、健康づくりに対する無関心層へのアプローチにも力を注ぎ、高齢者の皆様がいつまでもこの浦安で元気で健康に暮らしていただけるよう全力で取り組んでいきます。

2013年8月16日金曜日

“納涼盆踊り大会”

 浦安の夏を彩る納涼盆踊り大会が、昨日から2日間にわたって浦安小学校校庭で開催されました。今年は自治会連合会設立50周年記念と銘打ち盛大に開催されました。
 
 浦安の盆踊りの特徴は、何といっても規模の大きさと多彩な曲目です。130平米の巨大な櫓を中心に幾重にも踊りの輪が広がり、今年は、東京音頭や21世紀音頭などの定番曲のほか新たに相馬盆唄と北海盆唄を加え、全19曲を踊りました。
 踊りの輪は最大で7重にも広がり、参加された皆さんは、涼しげな浴衣や甚平、普段着や仕事帰りの服装など思い思いのスタイルで盆踊りを楽しんでいました。

 私自身も、婦人の会や自治会の練習会などに参加してこの盆踊り大会に備えました。両日とも
3時間近く踊り続け、さすがに疲労困憊ですが、盆踊りでしか味わえない爽快な汗を流すことができました。

 ある研究によると、盆踊りは、ゆっくりとした動きながらも大腰筋が鍛えられ転倒予防につながるほか、血流増加により認知症の予防にも効果もあるとのことです。今後は、介護予防といった観点からも盆踊りを活用できないか検討し、ますます元気で明るい浦安を皆さんと一緒につくっていきたいと考えています。

2013年8月3日土曜日

“自治会祭り”

 
 市内各地で自治会祭りが開催され、週末には浴衣を着た女性やお菓子などを手にした子どもたちの姿をよく目にするようになりました。
  「祭り好きの浦安」とよく言われますが、市内81自治会のほとんどがそれぞれの地域で祭りを行います。

 今日は10か所の自治会祭りにお邪魔し、短い時間ではありましたが、それぞれ趣向を凝らした催しを楽しませていただきました。そして同時に、各地域の課題やご要望などもお聞きすることができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

 自治会は、地域の最も身近な自治組織です。先の震災でも自治会を中心に、住民の皆様が心をひとつにして安否確認や復旧作業に奔走されたことが、浦安市の早期の応急復旧につながりました。
  この自治会祭りで、住民同士の交流が大いに深まり、自助・共助の輪がさらに大きく広がることを期待しています。

 これからも各自治会で楽しいお祭りが開催されます。そして、8月15日・16日には自治会連合会創立50周年を記念した納涼盆踊り大会も開催されます。是非皆さんも積極的にご参加いただき、元気な浦安の夏をお楽しみください。

2013年7月27日土曜日

"消防団員の夏2"

 

 本日、千葉県消防操法大会が開催され、県内各支部の代表が一堂に会し、消火におけるポンプ・ホースなどの操作スピードとその美しさを競い合いました。

 先の東葛飾支部大会で、圧倒的な強さを見せつけ最優秀賞に輝いた本市ですが、この千葉県大会でも迅速かつ正確で引き締まった操法技術を披露し、見事、最優秀賞を獲得しました。
 今年は、四年に一度開催される全国大会はありませんが、全国でもトップレベルの実力であることは間違いありません。

 今年の2月以降、仕事との両立を図りながら72回という長く厳しい訓練で身に着けたこの技術は、必ず今後の火災現場での活動に生かされると確信しています。
 まずは皆さんのご健闘に心から敬意を表します。そして、今後も市民の生命、身体、財産を守るためにご尽力くださいますことをお願いいたします。

2013年7月21日日曜日

“投網漁”

 
 浦安の投網漁は、「細川流」と呼ばれる豪快な投げ方で、江戸時代中期に今の熊本県の漁師によって伝えられました。

 浦安の代表的な漁法であり、東京湾の風物でもあった投網漁ですが、漁業権全面放棄や海面埋立事業などによりその多くが姿を消しました。そこで、この伝統文化を永く後世に伝えるため、平成7年に「浦安細川流投網保存会」が結成され、会員の皆様のご尽力により、この伝統漁業が現在に伝えられています。

 今日は、旧江戸川に投網船を浮かべ、日ごろ鍛えた伝統の網打ちをご披露してもらいました。真夏の青空に大輪の花が咲くように放たれた網には、スズキ、ボラ、クロダイなど多くの魚がかかっていました。
 投網の後は、船上で天ぷらが振る舞われ、江戸時代の風情を感じながら最高の贅沢を堪能しました。

2013年7月11日木曜日

“防災協定”


  浦安市では災害発生時に応急復旧活動が円滑に行うことができるよう、他の自治体や民間企業、そして関係機関と防災に関する協定を結んでいます。

 本日は、新潟県小千谷市を訪問し、市町村間としては8件目となる「防災時における相互応援に関する協定」を締結しました。
 また明日は、北茨城市にごみ焼却残さの最終処分をお願いしている1都8県70を超える市町村で構成される「廃棄物と環境を考える協議会」において、災害時相互応援協定を締結する予定です。

 市内での防災対策に加え、こうした広域的な連携が、災害発生後の迅速な復旧と市民生活の再建に大きな力を発揮します。
 災害は必ずやってきます。「備えよ常に!」を心に刻んで、市民の安全・安心のために、平時の今やれることは全てやっておこうと思います。

2013年7月6日土曜日

 “カフェテラスin境川”



 境川は、かつての漁師町・浦安のシンボルでした。まちの中心部を流れるこの川は、人々に多くの恵みを与えてくれるとともに日常生活のさまざまな場面で大きな役割を果たしていました。

 本日「カフェテラスin境川2013」が開催され、ホテル料理やご当地グルメの出店のほか、水上ステージでは幼稚園児の合唱やダンス等が披露され、こどもから大人まで多くの人で賑わいました。

 また、すっかりお馴染みになった「嫁入り舟」では、本物の新郎新婦2組が、多くの観覧者に祝福されながら晴れやかに境川をわたりました。
 今年一番の暑さの中、婚礼衣装で着飾った花嫁が心配でしたが、さわやかな笑顔を見て安心しました。

 カフェテラスin境川は、明日7日の午後4時まで開催されています。是非ご参加いただき、七夕の楽しいひと時をお過ごしください。

2013年7月1日月曜日

“消防団員の夏”



 浦安市消防団の皆さんは、それぞれ本業を持ちながら、「自分たちのまちは自分たちで守る」という精神で、地域の安全と安心のために日夜活躍されています。

 昨日は、東葛飾支部消防操法大会が開催され、消火におけるポンプ・ホースなどの操作スピードとその美しさが競われました。

 本市からは第二分団が出場し、昨年の県大会での優勝得点162点を大きく上回る179.5点をたたき出し、見事、最優秀賞に輝きました。東葛飾支部では4連覇、さらに1番員、2番員、3番員が最優秀個人賞受賞という過去最高ともいえる成績を収めました。

 今年の2月以降、仕事との両立を図りながら59回という長く厳しい訓練を重ねられた成果に心から敬意を表しますとともに、千葉県大会でのさらなる健闘をお祈りします。

2013年6月23日日曜日

“うらやすファミリー・サポート・センター全体交流会



 うらやすファミリー・サポート・センターは、育児の援助を受けたい「お願い会員」、援助を受けたい「まかせて会員」などで構成されています。現在2千人を超える会員の皆様が地域の中で支え合いながら子育てを行っています。

 本日は、文化会館で全体交流会が盛大に開催され、赤ちゃんから大人まで3百人以上が杉山兄弟のシャボン玉ショーやトークを楽しまれました。

 これからも安心してこどもを産み育てられる環境づくりと地域ぐるみでの子育て支援に全力で取り組んでいこうと決意を新たにしました。

2013年6月8日土曜日

“うらやす市民大学開講式”




 うらやす市民大学は、市民が地域づくりに参画する意識を育み、必要な知識や技能を学ぶ機会を提供するため、元千葉大学長の古在豊樹先生を学長に迎え、平成21年6月に開校しました。
 
 これまで63の講座を開催し、1,176人が受講されています。そして、受講生が自主的に介護予防や環境美化などの市民活動団体を設立するなど多方面にわたり活動されています。

 本日は入門講座として、私から「浦安市のまちづくり」についてお話をさせていただき、また、古在学長からは「これから求められる市民力」についてご講義いただきました。

 今回新たに入学された74名を含め267名の方々が、これからの浦安の地域の担い手として大いにご活躍されることを心から願っています。

2013年5月31日金曜日

“北茨城市と下妻市を訪問しました”


 ごみの最終処分施設を持たない浦安市は、排出されたごみの焼却残さの最終処分を茨城県の北茨城市と下妻市にお願いしています。
 さらに両市とは昨年、災害時における相互応援に関する協定も結ばせてもらいました。
 昨日は、日ごろの感謝の意を込めて豊田稔 北茨城市長と稲葉本治 下妻市長を表敬訪問しました。
 北茨城市では、60を超える自治体による相互防災協定の進捗状況の確認を行い、下妻市では、本市の総合公園の2倍の面積いっぱいに広がるポピーの花畑を見学しながら、その一角にあるグラウンドゴルフ場(36ホール)での市民交流について語り合いました。
 このような広域的な連携は、市民の快適な暮らしや安心・安全を守る上でますます重要になってくると改めて強く認識し、帰路につきました。

2013年5月28日火曜日

”老人クラブ訪問終了”





 毎年、春と秋に市内すべての老人クラブを訪問し、高齢者の方々が日ごろ感じている問題や課題について意見交換を行っています。

 今回も震災に関するご要望、交通問題や市内美化に関するご意見等をしっかりと聴かせていただきました。

 高齢社会を目前に控えた今、高齢者の皆様の地域における役割はますます増えています。「高齢者の活躍なくして本市の発展なし」と肝に銘じ、さらなる行政サービスの向上を図ってまいります。

2013年5月23日木曜日

“新潟県新発田市と災害時の相互応援に関する協定を結びました”





 昨日、新潟県新発田市と災害時における相互応援に関する協定を結びました。自治体との災害時協定の締結は、これで7件目、日本海側では初めてとなります。

歴史と文化、そして豊かな自然に恵まれた新発田市は、有数の良質米コシヒカリの産地でもあります。二階堂市長からは「災害時には浦安市民はお米とお酒に困ることはなくなるだろう」とユーモアを交えた心強いお言葉をいただきました。

今後も市内外との協力・連携体制を強化し、災害に強いまちを作っていきたいと思います。

“ブログ再開”


一昨年の3月11日に発生しました東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

   私たちの浦安も、市域の約86%が液状化に見舞われるという甚大な被害を受けました。震災から2年余が経過した現在でも、市内にはいまだに震災の傷跡が残っています。

  今後も引き続き、全力をあげて浦安の復興と再生・創生に向けた取り組みを推し進めてまいります。そして同時に、少しずつですが、このブログを再開し、私たちの浦安について、私の見たこと感じたことをお伝えし、皆様と一緒にこの街のことを考えていきたいと思います。