2015年1月30日金曜日

“保育園訪問”


 働くお母さん・お父さんが、出産後の子育てと職場復帰にあたって、まず最初に考えるのが保育園のことではないでしょうか?
 私たちの浦安市では、増大する保育需要に対応するため、これまで計画的に保育園の整備や増設を行うとともに多様な保育環境の整備を行ってきました。

 本日訪問しました「市立ふたば保育園」は、平成17年に市内で12番目に誕生した認可保育園で、社会福祉法人芳雄会が市の指定を受けた管理者として運営をしています。

 当園は、落ち着いた雰囲気の中、「こどもに最善の利益を」という方針のもと、一人ひとりの成長と個性に合わせたきめの細かい保育を実践しており、日中のほとんどの時間を過ごすこどもたちにとって、とても恵まれた環境であることが確認できました。
 また、室内には手作りの小物や絵、そして植物などがさりげなく飾られており、様々な工夫がなされていたことも印象的でした。

 こどもたちは日々成長を続け、これまで出来なかったこともどんどん出来るようになり、
私たち大人に喜びと感動を与えてくれます。保育園職員の皆様には、これからも浦安のお母さん・お父さんたちが、働きながらも楽しく希望を持って子育てができるようご尽力くださることを期待します

 現在、急速な少子高齢化に伴う、深刻な人口減少社会に対する危機感は、国や地方自治体でかつてないほど高まっています。浦安市も例外ではなく、今年の3月末には小学校を一校廃止することになりました。
 このような国家滅亡の危機的状況に対し、基礎自治体である私たちの浦安市が、先進モデルとなって国を変えていこうと、昨年「少子化対策基金」を創設し、本格的な少子化対策・子育て支援を行っているところです。

 日本の未来を担うこどもたちの笑顔と保護者の皆様の生活を守るために、「できることは全てやる!」という断固とした決意を持って、人口減少社会に挑戦してまいります。

2015年1月5日月曜日

“出初式”

 
 新年明けましておめでとうございます。
 本年が皆様にとって素晴らしい年となりますようお祈り申し上げます。

 平成26年は、記録的な大雪や豪雨による土砂災害、御嶽山や桜島の噴火など自然災害の当たり年と言える一年でした。
 かつての浦安も、海と川に囲まれた平坦な地理的特性から、水害などの自然災害を受けやすく、また中心部には木造家屋が密集していたことから、たびたび大火に見舞われるなど、その歴史は災害との戦いの歴史であったと言っても過言ではありません。しかし、一貫して住民自らがまちを守り続け、消防体制が整った後もその伝統は脈々と受け継がれ今日に至っています。

 そして本日、年始恒例の消防出初式を開催し、消防団員と消防職員による一斉放水、消防操法演技、救助訓練のほか、消防功労者の表彰、少年消防団訓練礼式などを実施しました。

 消防の活動は、火災出動や救急活動を始め地震、台風、豪雨等の自然災害への対応や救助活動など、その活動範囲は非常に多岐にわたっていますが、引き続き、消防防災体制のさらなる充実強化を図り、浦安市民の生命、身体、財産を守っていくために全力をあげて取り組んでいく所存です。

 今年の干支である「未」は、その穏やかな性格から平穏の象徴と言われています。また群れをなすことから、家族の安泰を表しているとも言われます。
 市民の皆様が平和で穏やかに過ごすことができますことを心から願っています。

2014年12月6日土曜日

ピュアホワイトクリスマスコンサート



 ソチ冬季オリンピックの開催や関東甲信越での記録的な大雪等で幕を開けた平成26年ですが、気が付けばもう師走。クリスマスのシーズンになっていました。
 文化会館大ホールでは「ピュアホワイトクリスマスコンサート」が開催され、多くの親子で賑わいました。このコンサートは、家族で過ごす幸せな時間を提供しようと浦安市施設利用振興公社が企画をしたもので、今回で6回目となります。0歳児から入場が可能で、合唱やダンスショー、クラシック演奏などが舞台を盛り上げ、会場はこどもたちの笑顔と歓声に包まれました。

 こどもたちの歓声や歌声は、一昔前ならばどこででも耳にすることができました。現在ではこどもの数が減り、こうした場面も失われつつあります。それどころか、最近は保育園や公園でのこどもの声が迷惑だといった話も耳にするようになりました。

 先週、学会でお会いした読売新聞調査研究本部の榊原智子さんの話によると、少子化により「こどもに免疫のない人」が増えており、これがその原因のひとつであるとのことでした。

 言うまでもないことですが、こどもが将来の社会を支え未来をつくります。こどもたちが大きな声で歌ったり笑ったりすることは、健やかな成長のために必要不可欠なことだと考えています。
 引き続き少子化対策を強力に推進するとともに、楽しく安心して子育てができるまちづくりに全力を尽くします。
 近い将来、再び市内全域にこどもが戻り、賑やかな笑い声で満ち溢れる日が来ることを願い、少し早いですがメリークリスマス!

2014年10月30日木曜日

“初登庁”

 

 本日、初登庁を迎え いよいよ5期目がスタートしました。
 平成10年に初当選をして以来、5度目となりますが、多くの市民と職員に出迎えていただき、身の引き締まる思いで登庁しました。
 5期目を迎えた今でも、私の市政に対する熱い想いはいささかたりとも変わることはなく、むしろ16年前よりもさらに強くなっていると実感したところです

 去る10月26日の浦安市長選挙では、多くの市民の皆様のご支持をいただきました。これも、これまでの4期16年の私の市政運営に対する評価としてご信任いただいたとともに、これからの市政運営に対する期待であると考えています。
 浦安誕生125周年を機に今一度、「うら、やすかれ」の原点を見つめ直し、かつて全国の自治体から“うらやま市”と言われた私たちの浦安市を再び取り戻すことに、私の持てる全てを賭けて取り組んで参ります。
 どうぞ、今後とも市民の皆様のご理解とご協力を改めてお願い申し上げます

 これからの浦安に是非ご期待ください。

2014年9月5日金曜日

“それぞれの「ふるさと浦安」”





 昨日から本日の2日間にわたり、中町では「新浦安祭り」、新町では「浦安フェスティバル2014」が開催されました。本日元町で開催された「堀江・猫実B地区土地区画整理事業の竣功式」と合わせて、この週末は小雨に見舞われながらも浦安全体が賑やかに盛り上がりました。

 堀江・猫実B地区土地区画整理は、元町地域住民の長年の悲願であり、美しく生まれ変わった街並みを地域住民の皆様と関係者の皆様で喜び会いました。
 新浦安祭りでは、新浦安駅前に新たに設置したステージでのショーや縁日、グルメの出店など多くの家族が楽しんでいました。
 浦安フェスティバルでは、全国各地のお祭りと物産を一堂に集め、山車やパレードが大勢の人々の目をくぎ付けにしていました。特に弘前ねぷた、二本松の提灯祭りには ただただ圧倒されるばかりでした。

 元町・中町・新町とそれぞれ趣は違いましたが、多くの皆さんが「ふるさと浦安」を実感されたことと思います。
 私も改めて、浦安に住んでよかったと実感してもらえるまちづくりを市民の皆さんと心を一つにして創り上げていきたいと決意と覚悟を新たにしたところです。



2014年8月22日金曜日

“うらやすこども大学開校”



 みなさん「うらやすこども大学」をご存知でしょうか?
 うらやすこども大学は、こどもたちの「なぜ?」という探究心に応え、未来の浦安を担うこどもたちを育成する場として昨年度開校しました。
 
 本年度は「身近な不思議について考えよう」をテーマに、本日から12月までの間、小学校4・5年生60名が、市内の明海大学、了徳寺大学、順天堂大学等で、「日本語の不思議」や「からだの不思議」などについて学んでいきます。
 開校式では、夏休みで真っ黒に日焼けしたこどもたちが、これから始まる“大学生活”に緊張しながらもキラキラと目を輝かせていました。 

 私の学生時代は、学園紛争真っ只中でした。大学がロックアウトで閉鎖されている中、朝から晩まで空手や剣道、杖道など武道漬けの生活を送っていました。

 そして、市長職になってから、学生時代に勉強をしてこなかった負い目とこれからの公共政策に対する疑問と知的好奇心が抑えられず、公務の傍ら母校の大学院に通い修了をしました。
 
 「なぜ?」「どうして?」という疑問を抱くことが学びの原点です。普段当たり前と思えることも、疑問を持つことによりその本質が見えてきます。
 今回参加されたこどもたちが、いろいろなことに興味を持ち、自ら考えて行動できる人間になれるよう大いに期待しているところです。
 
 

2014年8月5日火曜日

“DECo浦安キャンプ”




 昨日から本日にかけて一泊二日で、宿泊型防災研修(通称DECo浦安キャンプ)を開催しました。

 平日の日中に震災等が発生した場合、大人が勤務先から戻って来るまでの間は、地域にいる中学生が自助・共助の担い手となり初動対応にあたることが期待されます。
 そこで、「ふるさとうらやす立志塾生(校長推薦を受けた市立中学2年生)」が、病気及び怪我への対処法やサバイバルスキルを学ぶほか、デジタルマップを使用した図上災害訓練や避難所での食事・宿泊を体験しました。
 そしてメインとなる最終日の「すごい災害対応訓練」では、携帯したiPadを使用して情報を収集・発信しながら市内を実地踏査するなど、日本初の先進的かつ実践的な訓練となりました。

 塾生たちは、今年一番の猛暑の中での訓練で多少疲れた様子でしたが、「自分に何ができるか常に考えることが大事」「被災時に自ら考え行動することができるようになったと思う」「自分の意見が言えるようになった」などと感想を述べていました。

 この訓練は一般社団法人フューチャーラボ、日本登山医学会、東京大学新領域創成科学研究科研究室、NPO伊能社中ほか多数の皆様、そしてアップルジャパン、ソフトバンクモバイル株式会社の多大なご協力により実現したものです。
 皆様方のご協力に感謝申し上げるとともに、引き続き震災に負けないまちづくりに果敢に挑んでいきたいと決意を新たにしました。

※ DECo=Disaster Evacuation coaching(災害避難訓練)





2014年7月26日土曜日

“輝く明日へ”


 うっとうしい梅雨も明け、いよいよ夏本番を迎えました。そして、夏といえば花火ですが、本日、浦安の夏の風物詩 第36回浦安市花火大会「輝く明日へ 〜未来を照らす 市民の輪〜」が開催されました。

 昨年は、突然のゲリラ豪雨に襲われ、開始後わずか30分で中止という憂き目にあいましたが、今年は、少し風が強かったものの星がきらめくさわやかな夜空のもと、東京湾を一望できる総合公園前の海上に浮かべた2隻の船から約6500発もの花火が打ち上げられ、浦安の夜空を覆い尽くすとともに、東京湾を幻想的に照らし出していました。

 浦安では花火の打上げを宗家花火鍵屋にお願いをしています。現在の15代目は若い女性で、女性ならではの感性で表現された花火は、壮大でありながら繊細で、色を見て、音を聴いて、演出を楽しむことができます。私も一発一発の花火を愛でるように鑑賞させてもらいました。

 本日は、これからの浦安の光輝く明日を期待させられる一日となりました。ご覧になられた多くの皆様にとって、ふるさと浦安の美しい思い出として、いつまでも心に残る花火大会となれば幸いです。


2014年7月19日土曜日

“海辺DE盆踊り大会”


 いよいよ盆踊りの季節がやってきました。
 今年は恒例の納涼盆踊り大会に加え、新たに新町地区待望の大規模盆踊り大会「海辺DE盆踊り大会」が総合公園ニコニコ広場で開催されました・・・と言いたいところでしたが、何と!昨年の花火大会を彷彿させるかのような突然の豪雨に見舞われてしまいました。
 雨は数十分で止みはしたものの、びしょ濡れになった皆さんの体調管理を一番に考えたいと言う上野ふるさとづくり推進協議会会長の決断のもと残念ながら中止とさせていただきました。

 今回の大会は、何とか新町でも盆踊りをやろう!という有志の方々が集まり、その熱い願いが実現したものでした。また、日の出公民館において何度も事前連習会が開催されるなど準備万端、気合十分で臨んでいたために殊更残念でなりません。

 それでも午後4時からの妖怪体操、クイズ大会、盆踊りの練習などは予定どおり行なわれ、多くのこどもたちとお父さんお母さんとで賑わっていたようです。
 また、この海の見える絶好のロケーションで盆踊りができるということも確認することができましたので、成果は十分にあったと思っています。

 今回の無念は必ずや恒例の「納涼盆踊り大会」で晴らしたいと思います。
 納涼盆踊り大会は8月14・15日午後6時半から浦安小学校校庭で、また事前練習会は8月6日午後6時半から中央公民館体育館で開催されます。皆様もご家族やお友達をお誘いの上、ふるってご参加ください!


2014年7月2日水曜日

“新庁舎起工式”


 現在の市庁舎は、昭和49年に人口8万人を想定して建設されました。その後、人口の急増と業務の増加・拡大に伴い、第二庁舎そして第三庁舎を整備するほか、集合事務所や文化会館の一部にも事務室を配置してきましたが、庁舎の分散により訪れた方が利用しにくい施設となっています。また、建物や設備の老朽化や震災発生時に中枢拠点として使用できないなどの問題を抱えていたことから、新庁舎建設を復興計画に位置付け、他の復興事業と併せて実施することにしました。

 そして本日、新庁舎建設工事が着工を迎え、起工式を開催し関係者約80名が出席して、工事の安全を祈願しました。
 会場に向かう途中、市民の方から「いよいよですね。楽しみにしています。」と声をかけられる一幕もあり、皆様の期待の高さを実感したところです。

 新庁舎は平成28年春に完成する予定です。
 最高水準の安全性を確保し、大規模震災時においても災害対策本部の運営と市役所業務の継続が可能となります。また、市民の皆様が利用しやすく優しさを感じる施設とするとともに、市民活動団体などが利用できる空間を確保するなど、より多くの市民に親しまれる庁舎としたいと思います。
 そして、同時に元町随一の大型公園、約2ヘクタールの「(仮称)浦安公園」を整備し、安らぎと憩い、そしてレクリエーションの場として、こどもからお年寄りまで全ての市民に親しまれる公園としたいと夢を膨らませているところです。