2014年8月5日火曜日

“DECo浦安キャンプ”




 昨日から本日にかけて一泊二日で、宿泊型防災研修(通称DECo浦安キャンプ)を開催しました。

 平日の日中に震災等が発生した場合、大人が勤務先から戻って来るまでの間は、地域にいる中学生が自助・共助の担い手となり初動対応にあたることが期待されます。
 そこで、「ふるさとうらやす立志塾生(校長推薦を受けた市立中学2年生)」が、病気及び怪我への対処法やサバイバルスキルを学ぶほか、デジタルマップを使用した図上災害訓練や避難所での食事・宿泊を体験しました。
 そしてメインとなる最終日の「すごい災害対応訓練」では、携帯したiPadを使用して情報を収集・発信しながら市内を実地踏査するなど、日本初の先進的かつ実践的な訓練となりました。

 塾生たちは、今年一番の猛暑の中での訓練で多少疲れた様子でしたが、「自分に何ができるか常に考えることが大事」「被災時に自ら考え行動することができるようになったと思う」「自分の意見が言えるようになった」などと感想を述べていました。

 この訓練は一般社団法人フューチャーラボ、日本登山医学会、東京大学新領域創成科学研究科研究室、NPO伊能社中ほか多数の皆様、そしてアップルジャパン、ソフトバンクモバイル株式会社の多大なご協力により実現したものです。
 皆様方のご協力に感謝申し上げるとともに、引き続き震災に負けないまちづくりに果敢に挑んでいきたいと決意を新たにしました。

※ DECo=Disaster Evacuation coaching(災害避難訓練)





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