2015年7月19日日曜日

“第2回海辺DE盆踊り大会”



今年も盆踊りの季節がやってきました。

7月18日、不安定な天気でしたが、浦安市ふるさとづくり推進協議会と海辺DE盆踊り実行委員会の主催による「海辺DE盆踊り」が総合公園で、たくさんの来場者を迎え開催されました。
「新町地区で盆踊りを。」という声から昨夏海辺DE盆踊り大会が初めて開催されましたが、本番直前のゲリラ豪雨により中止となってしまい残念な思いをしました。

今回もこの日のために、日の出公民館で練習会が2回行われ、婦人の会連合会の方々のご指導をいただき、私も約150人の市民の皆さんと一緒に練習をしました。
本番は、浴衣姿などの市民の皆さんと海を眺めながら踊りを楽しみました。

盆踊りは、小さなお子さんからお年寄りまで参加することができ、地域交流の場として、そして地域の結束を強める役割を果たします。
8月14日、15日には、浦安市自治会連合会が主催する「浦安市納涼盆踊り大会」が浦安小学校で行われますので、皆さんお誘いあわせの上お越し下さい。

ふるさと浦安の夏の風物詩を一緒に楽しみましょう。

2015年6月28日日曜日

“環境フェア”


先日、ドイツで行われたG7サミットにおいて、安倍首相は、温室効果ガスを2030年度までに13年度比で26%削減する日本の新しい目標を表明しました。

地球温暖化の原因は人間活動による二酸化炭素などの温室効果ガスの増加である可能性が極めて高いと考えられています。
嵐や大雨などの異常気象が増えるため、自然災害が頻繁に起こったり、海面上昇により国によっては、国土全体が海に沈んでしまう危険、生態系の変化など、さまざまな重大な問題を引き起こしています。

浦安市では、第2次基本計画の一つの柱として「地球にやさしい低酸素社会」を掲げ、市民、事業者、市が一体となって様々な施策に取り組んでいるところです。
本日の「環境フェア」には、日々環境問題に取り組まれている40近くの団体、企業、自治体にご協力いただきました。環境問題をより身近に感じてもらい、私たち一人一人が未来のために今、出来ることを改めて考えていただけたら、私たちの地球を守ることができるのではないでしょうか。
なお、今回 新たに、クルンちゃんとグルンさまのピンバッチを千個作製しました。少しでも市民の環境を考える一助になれば幸です。

2015年6月11日木曜日

“第1回総合教育会議”

平成27年4月1日、地方教育行政法が59年ぶりに改正されました。
このことにより、民意を代表する首長と教育委員会が、連携を密にして教育行政を推進していくことになります。

一昨年、入船中学校の行事に招待された際に体育館の天井が剥がれかけたままになっていることに気づき、学校関係者に聞くと、前からこの状態で、改修もまだ決まっていないということだったので、帰庁後、すぐに直すよう指示したと同時に、中村副市長に市内の幼稚園、小中学校をはじめ保育園や育成クラブ等教育関連施設113箇所を全て点検・改修させました。その結果、必要とされる改修費用の総額が27億円、緊急を要するものが5億6千万円で補正予算を組み対応しましたが、この時、教育委員会との連携が不十分だと改めて実感しました。

本日、第一回総合教育会議を設置、招集しました。
首長が設置、招集するということは、地域住民の意向も教育行政に反映されるということになります。
子どもたちには、時代に対応した、そして対応できる教育と環境を整えることが重要と考えます。
今後、教育、文化並びにスポーツの振興に関する総合的な施策の大綱を策定することになりますが、将来に悔いのない、実効性のある大綱を策定していきます。


2015年6月6日土曜日

“より速く、より遠く、より高く”


朝まで降っていた雨もやみ、今年4月にオープンした「浦安市運動公園陸上競技場」を会場にして、第34回浦安市小学校陸上競技大会が盛大に開催されました。

市内17小学校の延べ830名の選手が、日々練習を積み重ね、各自の目標を持ち記録に挑戦しました。

運動公園陸上競技場は、日本陸上競技連盟公認の第4種競技場であり、近年のオリンピック会場で使用されているものと同様のトラック舗装のほか、写真判定棟なども完備しています。

次代を担う子どもたちが、この最高のロケーションで、最高の競技を経験する姿に、近い将来、世界へ羽ばたくアスリートが誕生するかもしれないと思うと、楽しみでもあり、私自身、力と希望が湧きあがるようです。


2015年5月27日水曜日

“フィンランド共和国視察”


 5月23日から5泊7日でフィンランド共和国を訪れています。

 「お母さんにやさしい国ランキング」「男女格差ランキング」で上位を誇るフィンランド。高齢化のスピードが速い国でありながら、出生率が低迷する日本とは対照的に合計特殊出生率は約1.8%の水準を保っています。その理由は、社会全体が子どもの誕生を歓迎し、様々な子育て支援等を行っている結果だと言われています。

 日本は人口減少社会に突入し、とりわけ「少子化」は本市においても喫緊の課題であります。今回の現地視察を通して課題を解決し、全国に積極的に発信していければと考えています。

2015年3月13日金曜日

“卒園式”


 日ごとに暖かさが増し、浦安のまちもすっかり春めいてきました。
 今日は、すってんぱれ(浦安弁で雲ひとつない晴れの日)の空のもと、みのり保育園の卒業式に出席しました。
 みのり保育園は浦安で最も歴史のある私立の保育園で、こどもたちが、心身ともに大きく育ち、稲のように実ってくれるよう願いを込めて命名をされたとのことです。
 入園当時には、歩くことも話すこともできず、ただ泣くことしかできなかったこどもたちも多かったと思いますが、今日は、姿勢を正してきびきびと行進し、大きな声で歌ったり感謝の言葉も言えるようになっていました。
 生まれて初めての「証書」を手にした卒園児38名は、皆生き生きと、そして堂々としていてとても頼もしく思えました。
 私たちの浦安では、全国に先駆けた本格的な育て支援をスタートさせました。私たちのこの取り組みが大きく実り、子育て中の人はもちろん、これからこどもを生みたいと思う人にも希望をもってもらえるように全力で臨んでまいります。 未来を担うこどもたちをみんなで楽しく育てていける社会をつくっていきましょう。

2015年2月7日土曜日

“おおかんけ”


 「おおかんけ!おおかんけ!お稲荷さんのおおかんけ!」冷たい雨が降りしきる中、元気なこどもたちの歌声が猫実の商店街に響き渡りました。
 これは、漁師町だった堀江・猫実地区に古くから伝わる「大勧化」という伝統行事で、毎年初午の日に行われています。昭和30年代に一時中断されていましたが、猫実四丁目自治会が、こどもたちの体験学習や地域の多世代にわたるコミュニティの形成を目的として、平成13年に40年振りに復活させたものです。
 こどもたちは、お稲荷様の幟を担いで家々に押し寄せ、たくさんのお菓子をもらって、商売繁盛を願って回りました。
 地域のご年配の方々は、お菓子をもらうために無我夢中で歩き回った当時の自分を思い出したのか、目を細めてその様子を見守っていました。

 かつて こどもたちは、兄弟姉妹のほか異年齢のこどもとの遊びや様々な地域の活動を通して無意識のうちに社会を学びました。こどもの数が減り、貴重な学習機会が失われつつある現在において、こうした自治会の取り組みは、大変意義のあることだと思います。
 浦安市の少子化対策が功を奏し、近い将来、再び地域にこどもが戻り、賑やかな笑い声で満ち溢れる日が来ることを瞼に浮かべながら帰路につきました。

2015年1月30日金曜日

“保育園訪問”


 働くお母さん・お父さんが、出産後の子育てと職場復帰にあたって、まず最初に考えるのが保育園のことではないでしょうか?
 私たちの浦安市では、増大する保育需要に対応するため、これまで計画的に保育園の整備や増設を行うとともに多様な保育環境の整備を行ってきました。

 本日訪問しました「市立ふたば保育園」は、平成17年に市内で12番目に誕生した認可保育園で、社会福祉法人芳雄会が市の指定を受けた管理者として運営をしています。

 当園は、落ち着いた雰囲気の中、「こどもに最善の利益を」という方針のもと、一人ひとりの成長と個性に合わせたきめの細かい保育を実践しており、日中のほとんどの時間を過ごすこどもたちにとって、とても恵まれた環境であることが確認できました。
 また、室内には手作りの小物や絵、そして植物などがさりげなく飾られており、様々な工夫がなされていたことも印象的でした。

 こどもたちは日々成長を続け、これまで出来なかったこともどんどん出来るようになり、
私たち大人に喜びと感動を与えてくれます。保育園職員の皆様には、これからも浦安のお母さん・お父さんたちが、働きながらも楽しく希望を持って子育てができるようご尽力くださることを期待します

 現在、急速な少子高齢化に伴う、深刻な人口減少社会に対する危機感は、国や地方自治体でかつてないほど高まっています。浦安市も例外ではなく、今年の3月末には小学校を一校廃止することになりました。
 このような国家滅亡の危機的状況に対し、基礎自治体である私たちの浦安市が、先進モデルとなって国を変えていこうと、昨年「少子化対策基金」を創設し、本格的な少子化対策・子育て支援を行っているところです。

 日本の未来を担うこどもたちの笑顔と保護者の皆様の生活を守るために、「できることは全てやる!」という断固とした決意を持って、人口減少社会に挑戦してまいります。

2015年1月5日月曜日

“出初式”

 
 新年明けましておめでとうございます。
 本年が皆様にとって素晴らしい年となりますようお祈り申し上げます。

 平成26年は、記録的な大雪や豪雨による土砂災害、御嶽山や桜島の噴火など自然災害の当たり年と言える一年でした。
 かつての浦安も、海と川に囲まれた平坦な地理的特性から、水害などの自然災害を受けやすく、また中心部には木造家屋が密集していたことから、たびたび大火に見舞われるなど、その歴史は災害との戦いの歴史であったと言っても過言ではありません。しかし、一貫して住民自らがまちを守り続け、消防体制が整った後もその伝統は脈々と受け継がれ今日に至っています。

 そして本日、年始恒例の消防出初式を開催し、消防団員と消防職員による一斉放水、消防操法演技、救助訓練のほか、消防功労者の表彰、少年消防団訓練礼式などを実施しました。

 消防の活動は、火災出動や救急活動を始め地震、台風、豪雨等の自然災害への対応や救助活動など、その活動範囲は非常に多岐にわたっていますが、引き続き、消防防災体制のさらなる充実強化を図り、浦安市民の生命、身体、財産を守っていくために全力をあげて取り組んでいく所存です。

 今年の干支である「未」は、その穏やかな性格から平穏の象徴と言われています。また群れをなすことから、家族の安泰を表しているとも言われます。
 市民の皆様が平和で穏やかに過ごすことができますことを心から願っています。

2014年12月6日土曜日

ピュアホワイトクリスマスコンサート



 ソチ冬季オリンピックの開催や関東甲信越での記録的な大雪等で幕を開けた平成26年ですが、気が付けばもう師走。クリスマスのシーズンになっていました。
 文化会館大ホールでは「ピュアホワイトクリスマスコンサート」が開催され、多くの親子で賑わいました。このコンサートは、家族で過ごす幸せな時間を提供しようと浦安市施設利用振興公社が企画をしたもので、今回で6回目となります。0歳児から入場が可能で、合唱やダンスショー、クラシック演奏などが舞台を盛り上げ、会場はこどもたちの笑顔と歓声に包まれました。

 こどもたちの歓声や歌声は、一昔前ならばどこででも耳にすることができました。現在ではこどもの数が減り、こうした場面も失われつつあります。それどころか、最近は保育園や公園でのこどもの声が迷惑だといった話も耳にするようになりました。

 先週、学会でお会いした読売新聞調査研究本部の榊原智子さんの話によると、少子化により「こどもに免疫のない人」が増えており、これがその原因のひとつであるとのことでした。

 言うまでもないことですが、こどもが将来の社会を支え未来をつくります。こどもたちが大きな声で歌ったり笑ったりすることは、健やかな成長のために必要不可欠なことだと考えています。
 引き続き少子化対策を強力に推進するとともに、楽しく安心して子育てができるまちづくりに全力を尽くします。
 近い将来、再び市内全域にこどもが戻り、賑やかな笑い声で満ち溢れる日が来ることを願い、少し早いですがメリークリスマス!