第5回『廃棄物と環境を考える協議会』が、北茨城市の五浦観光ホテルで開催されました。
この協議会は、北茨城市の豊田稔市長の呼びかけで、北茨城市にある廃棄物の最終処分場に焼却灰の最終処分をお願いしている関東地区の71市町村で構成する会です。
私たちの浦安市は、昭和57年から市内で最終処分が出来ずに、下妻市と北茨城市のお願いをしてきています。
私も、就任以来毎年、両市を訪問してお礼とお願いを繰り返してきていますが、中には全国市長会や首長などが集まる会合で、世話になっていながら挨拶もしない首長がかなりいることに、怒った豊田市長が「決して喜んで他の自治体の廃棄物の最終残渣を引き受けているわけではない。」また、「代理出席は認めない。また、もし出席しないのであれば今後、処分を引き受けない。」との強い意志の元で1回目の会議を招集したのが、4年前で、今回で5回目になります。
豊田市長とは、以前から非常に気が合った事もあり、最初から副会長を託されてきましたが、今回の協議会が最後になることから、これまでのお礼も兼ねて、何とか日程調整をして午後6時からの交流会に顔を出してきました。
因みに、浦安市のクリーンセンターから排出される最後に残る焼却灰は、近年は年間約3千トンを最終処分しています。
これまで北茨城市の最終処分場で処分されたのは、累計で約9万4千トンにもまります。
また、旧清掃工場分は、約10万トンが処分されています。
千葉県内の市町村では、本市の他に野田市・流山市・我孫子市・鴨川市・四街道市の他に、山武郡市広域行政組合と、柏・白井・鎌ケ谷環境衛生組合など、12市3町にもなります。
本来は、千葉県内で、またそれぞれの市町村で処分しなければならないゴミの最終処分を他県にお願いしなければならないことの不条理と、釈然としない思いを胸に帰路につきました。
写真は、交流会に間に合いお礼の挨拶と、最後に茨城県の山口副知事と豊田市長との写真です。
2017年1月19日木曜日
〝子育て・家族支援者養成講座〟を振り返って
浦安市〝子育て・家族支援者養成講座〟の2級の第10期認定式が行われました。
この講座は、現在は恵泉女学院大学学長の大日向雅美先生が代表理事を務めるNPO法人あい・ぽーとステーションが主催して平成18年度から始め、11年にわたり開催してきたもので、子育てを終えた方々を対象に、子育て中の家庭を様々な面からサポートして貰おうと始めたものです。
数ヶ月掛けて、遅刻早退も許されず、講義や実習など子育て支援に必要な知識を習得したものがまず3級認定者として認められ、これまで441名の3級認定者、スキルアップの2級も今回を含めて193名が認定されています。
さらに、介護のケアマネージャーの子育て版の〝子育てケアマネージャ〟も21名、〝産前産後サポータ〟は3名、また〝保育ママ〟の20名とこれまでマンパワーの育成に力を注いできた結果です。
国も、子育て支援の人材育成が急務と遅ればせながら認め、本講座がモデルとなって「子育て支援員」制度になりました。
2017年1月11日水曜日
浦安市成人式、市長挨拶(全文掲載)
※ 2017年1月9日(月)の成人の日に東京ディズニーランドにて開催された浦安市の成人式での、浦安市長の松崎秀樹の挨拶を以下、全文掲載いたします。
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新成人の皆さん、成人おめでとうございます。
今、司会者の方から、この東京ディズニーランドでの成人式は16回目という話がありました。実は16年前、浦安市の成人式を、初めて実行委員会のもとで色々新しい趣向をと考えたところ、三人の実行委員が集まりました。
当時は、文化会館の大ホールで、吉本興業、あるいは中国雑技団の余興で行っていましたけれども、一か月後、その仲間がうちそろって、なんとしても市長に直談判したいということで市長室に来てくれました。
そこで出たのが、なんとしても自分たちは東京ディズニーランドでやりたい、そういった申し出でした。
市長は、市民の夢をかなえるのが仕事ですよね、というところから話が始まりましたけれども、その折、オリエンタルランド社の加賀見会長にもお伝えし、そして最終的にはアメリカまで交渉にいっていただいた結果、第一回目の東京ディズニーランドの成人式が実現致しました。
そうした中で、今回はテーマが「感謝」となっています。
私からは、この16年間、このオリエンタルランド社のご厚意で、こうして思い出に残る成人式を挙行できますことを、改めて加賀見会長、上西社長、そしてオリエンタルランド社の関係者の皆様方に心から感謝を申し上げたいと思います。
第一部では、なんと81%の出席率でした。こういった驚異的な出席率のもとで、思い出に残る成人式が今年も開催されました。
浦安市の今年誕生した新成人は、1947名です。
今から23年前の平成5年が、まだ人口が11万人のときですけども、浦安の新成人のピークでした。
ここ数年はいくらか上向いてきたものの、こういった形で人口減少が表されています。今年日本中で誕生した皆さん方の仲間(新成人)は、123万人といわれています。
しかしながら、現在67歳になる1949年生まれの方たちは、皆さん方の倍以上、269万6千人もいました。文字通り半分以下の、今年の新成人です。
日本は今、人類未曾有の超高齢社会をひた走っています。そして今あげたような人口減少、少子化と、すさまじい状況の中で、皆さん方は成人を迎えました。
どうぞこれからの地域社会、そして日本の国、いろんな局面にぶつかると思いますけれども、皆さんが一致団結して、強い地域社会、日本を作って頂ければと思います。
私が、様々な局面で選択を迫られた時、高校時代の恩師の言葉を思い出します。それは「後悔には二通りある」ということです。したことに対する後悔と、しなかったことに対する後悔。
しなかったことに対する後悔は、何も学びがありません。それに対して、したことに対する後悔は次への様々な学びがある。是非皆さん方もこれから、就職や結婚、そして転職と、様々な局面に出会うことになると思います。そうした中で、ぜひ一歩を踏み出す、その道を選んでいただければと思います。
また人間、時として、谷底を見ないで飛ぶ勇気(が大切だ)ということも、私の人生の中で学びました。そうした勇気を、是非一人一人が持って頑張っていただければと思います。
皆さん方の生きてきた20年間、絶えず、「いじめ」という社会現象の言葉が大きな話題をさらってきました。いじめの中でもっとも悪質といわれているのが、無関心・シカトだといわれています。
皆さん方が成人になった今日から、周りに、そして様々な経済・政治・行政に関心を持っていただければと思います。関心を持つことによって、人間は強さと、優しさが身につくものと、私は信じています。
どうぞ皆さん方のこれからの前途洋洋たる人生が、素晴らしい人生になることを、心よりお祈りを申し上げまして、お祝いのごあいさつにさせて頂きます。
成人おめでとうございました。
(以上、浦安市長松崎秀樹より)
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2016年8月4日木曜日
“スポーツで輝け!”
8月3日、東京オリンピック追加種目に「野球・ソフトボール」、「空手」、「サーフィン」、「スケートボード」の5競技が正式に決定しました。
昨年より、市ではオリンピック種目の追加を見込んで舞浜にある運動公園内のスケートボード場を3倍に拡張する事業を進めており、来年3月には本物志向のストリートスケーターを唸らせるスケートボード場が完成することもあり、この知らせに思わず心の中で歓喜の声をあげました。
運動公園は、総合体育館をはじめ陸上競技場、テニスコートなど本格的な施設が整備されているほか、先週にはアーチェリー場が完成し、野球場も新たに建設しているところです。
市内には、スケートボードの種目をはじめ、東京オリンピック・パラリンピックを目指す若い選手が大勢います。私たちの浦安からオリンピック・パラリンピック選手が誕生することを大いに期待しています。
2020年に向けて、市民の皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思っています。
そして、多くの市民の皆さんが市内のスポーツ施設を活用し、スポーツを親しみ、スポーツを楽しみ、豊かなスポーツ文化を育むことで生涯に渡って心身ともに明るく健康であることを願っております。
平成27年度東京オリンピック・パラリンピック育成選手
2016年7月1日金曜日
“パスポート窓口開設”
かねてより千葉県に対し要望していました“パスポート窓口の開設”ですが、旅券事務の権限移譲を受け、晴れて本日、7月1日に市役所内に開設する運びとなりました。
これは、旅券法改正により、県が法定受託している範囲内で、旅券業務を市町村に再委託することが可能となったもので、本市は24年10月から権限移譲を要望していました。
権限移譲による市町村での窓口開設は県内初で、これまで市民の皆さんが千葉市の中央旅券事務所や松戸市の東葛飾旅券事務所などにパスポートの申請・受取のために出向いていただいていましたが、本日から市役所で手続きができるようになりました。
浦安市民のパスポート申請件数は年間約8000件で県内トップと聞いています。市民の皆さんの利便性が高まることと期待しています。
開設時間前より、申請に来られた10人のお客様が庁舎1階ホールにお待ちで、窓口業務開始からあっという間に30人待ちとなりました。この日の申請件数は220件ということで、窓口開設を待ち望んだ甲斐があったと実感しました。
市民の皆さんが、より快適に、希望を持って暮らし、住み続けるまちを目指したサービスを推進してまいります。
浦安から始まる旅が、すばらしい旅になりますことを祈念いたします。
2016年6月27日月曜日
“東葛支部消防操法大会見事に7連覇!”
浦安市消防団が、6月26日我孫子市の川村学園グラウンドで開催された、第35回公益財団法人千葉県消防協会東葛支部消防操法大会で、見事最優秀賞を受賞し、7連覇を達成しました。更に出場5選手のうち、指揮者、一番員、2番員の選手が個人優秀賞も同時受賞し花を添えました。
東葛支部9市の消防団選手が出場し、ポンプ車操法の部、小型ポンプ車操法の部に分かれ演技を競い合いました。
消防操法とは、国が定める基準に基づき、消防職・団員が的確かつ安全に消防活動に従事できるよう定められた消防用機械器具の取り扱い及び操作方法の訓練です。設置された防火水槽から、給水し、的にめがけて放水し、撤収するまでの一連の手順を演じるもので、ポンプ・ホースなどの操作を早く正確に行うとともに、動きの綺麗さ、チームワークを競うものです。
出場1番目の演技でしたが、堂々たる演技を目の当たりにし、本市消防団の最優秀賞を確信するとともに、消防団の皆さんが、「自分たちのまちは、自分で守る。」という精神のもと、それぞれの職業の傍ら、厳しい訓練と地域の消防活動に従事していることに深く敬服しました。
7月23日には、千葉県消防学校にて開催される千葉県大会に臨みますが、日頃の成果を発揮し、4年に一度の全国大会への切符を手にできるよう大いに期待し、応援にかけつけたいと思います。
がんばれ!浦安市消防団!
2016年6月6日月曜日
“浦安の発展と安寧を祈って”
平成28年6月4日、市制施行35周年記念式典及び新庁舎竣工式を行いました。記念すべき式典を挙行できましたことを心から感謝申し上げます。
昭和56年4月1日に市制を施行し35年間、浦安は全国的に珍しいほど大きな変化を経験し、大きく発展してまいりました。現在の浦安があるのは先人先輩たちのご苦労の積み重ねがあったこそと深い感謝と敬意が湧き上がり、身が引き締まる思いがしました。
長年の懸案であった新庁舎も竣工し、災害時にも市役所機能を維持できるよう免震性能を持つ建物にするとともに、有事の際の司令塔となる災害対策本部の機能を強化しています。さらに、これまで5か所に分散されていた市の業務が集約されたことにより、利用しやすく親しまれる市役所となるよう、一層のサービスの向上に努めてまいります。
この日何より花を添えたのは、浦安の歴史上初めての市内三神社の宮神輿による「三社合同祝い渡御」。「今後100年の浦安の発展と安寧」を祈って行われました。一体となった光景を目の前にしたときは感動に震えました。
これも、総代長の皆様をはじめ、総代、世話人、若衆、市民の皆様のご理解とご協力の賜物であったと心から感謝申し上げます。
あの震災から5年間、復旧と復興に全力を傾注してまいりましたが、この日を迎え、私たちの浦安が新たなステージに向かって動き始めていることを再確認するとともに、改めて高い市民力に支えられていることを実感しました。市民の皆様とともに、さらに活力にあふれ、しなやかでたくましいまちを築いてまいりますのでご助力賜りますようお願い申し上げます。
2015年11月28日土曜日
“世界一行きたい科学広場in浦安2015”
今回も、多くの団体、企業のご協力により、40を超える出展ブースでの様々な体験と、毎年大好評の東海大学教授 滝川洋二先生によるサイエンスショーが行われ、子ども達や保護者の方などが1800人以上来場されました。
私もいくつか体験しましたが、今回も新たな発見があり、
“科学”を身近に感じ楽しむことができました。
この科学広場には、科学の専門家が参加しているので、学校の学びとは、ひと味違った科学の不思議を体感できます。
2015年11月1日日曜日
“JAMfest JAPAN in MAIHAMA”
10月31日、11月1日の2日間、全米最大級のチア&ダンスイベント“ジャムフェス”が昨年に引き続き、舞浜アンフィシアターで開催されました。
世界へステップアップ出来る大会ということで、2日間で200を超える参加団体の選手の皆さんや、応援に駆けつけた方々で5000名近く会場に来られたと聞いています。
また、千葉県立浦安高等学校ダンス部、東京学館浦安高等学校チアダンス部もゲストパフォーマーとして参加しており、私も激励に伺いましたが、会場内も会場周辺も選手の熱気に溢れ大変な盛り上がりで圧倒されました。
選手にとって照明、映像、音楽などが整った会場で、真剣勝負できることは、互いを高めあう良い機会です。このような大会が多く開催されることによって、次代に羽ばたく選手が育っていくことでしょう。
若い世代の方々の活躍する姿に5年後の東京オリンピック・パラリンピックが大いに楽しみになります。
浦安市には、未来のトップアスリートがたくさんいますので、市内各地の大会などで頑張っている姿をぜひ見に行って応援してください。
2015年7月19日日曜日
“第2回海辺DE盆踊り大会”
今年も盆踊りの季節がやってきました。
7月18日、不安定な天気でしたが、浦安市ふるさとづくり推進協議会と海辺DE盆踊り実行委員会の主催による「海辺DE盆踊り」が総合公園で、たくさんの来場者を迎え開催されました。
「新町地区で盆踊りを。」という声から昨夏“海辺DE盆踊り大会”が初めて開催されましたが、本番直前のゲリラ豪雨により中止となってしまい残念な思いをしました。
今回もこの日のために、日の出公民館で練習会が2回行われ、婦人の会連合会の方々のご指導をいただき、私も約150人の市民の皆さんと一緒に練習をしました。
本番は、浴衣姿などの市民の皆さんと海を眺めながら踊りを楽しみました。
盆踊りは、小さなお子さんからお年寄りまで参加することができ、地域交流の場として、そして地域の結束を強める役割を果たします。
8月14日、15日には、浦安市自治会連合会が主催する「浦安市納涼盆踊り大会」が浦安小学校で行われますので、皆さんお誘いあわせの上お越し下さい。
“ふるさと浦安”の夏の風物詩を一緒に楽しみましょう。
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